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日本のお墓の問題点

更新日:
2023年06月26日
投稿日:
2023年06月23日

お墓の問題点

現在の日本は少子高齢化社会といわれていますが、大きく社会が変化していく中で、日本の墓地文化にも大きな影響を及ぼしています。
1.維持者の不在: 伝統的に日本のお墓は家族が継承し、代々の面倒を見るという形が一般的でした。しかし、少子化により子供や孫がいない家庭が増え、墓地の継承者や維持者がいなくなる「無縁墓」の問題が増大しています。
2.遠隔地の墓参りの困難: 高齢化に伴い、身体的な理由や遠距離の移動が困難になるため、地方にある実家の墓地を訪れるのが難しいという問題があります。また、都市部から地方への一時帰省が困難になると、お盆や彼岸などの墓参りも難しくなります。
3.負担の増大: 伝統的なお墓の維持費や墓地料は高額で、子供の数が少ない家庭では1人あたりの負担が増大します。これにより、新たに墓地を購入することが難しくなる家庭も出てきます。
これらの問題に対する解決策として、共同墓地の利用、樹木葬や散骨といった新たな葬式の形、ネットを活用した墓参りサービスなどが考えられています。また、お墓の持つ「形」に固執しないという意識改革も求められています。
まずは、自身の家族環境を理解し、どのようなお墓の形態が合うのかを考えてみる必要がありそうです。

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